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2024年11月24日
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ポン!!!第四作にして!!!!!
2010年03月19日
まさかのドランウェーブ発生!!!!(意味がわからないbyドラン
今までにないくらい今日はドランの波が来てる!!!!
ナニコレ凄い。
あいつのシリアス小説を書く日が来ようとは・・・!!!!!!
続きから!!!!
幻痛というものがある。
「ッ・・・い・・・!!!」
体の失った部分や、傷ついて痕になった部分が、
突如、電撃を流されるような、何かに潰されるかのような痛みに襲われる。
俺も、その幻痛にたまに襲われる。
鼻と額の二本の傷跡。
ずきりずきりと、まるで何かに抉られるかのような痛みが、
あるものを目にすると必ず起きる。
―――兄が殺された日の夢。
兄が胸を、銀の細身のレイピアで貫かれたかと思うと、
ヒュンッ
空気を切り裂く音と一緒に、
ジュッと焼ける、皮膚の音。
額を切られて、壁に追い詰められて、
鼻になぞられる様に傷跡をつけたあの男は、
『私を見つけてみろ』
そう呟いて、大きな声で俺を笑い飛ばした。
あの時、
初めて裏の人格が出てきて、
相手の腕一本、
円を空に描きながら吹っ飛んだ。
そこでいつも目を覚ます。
激痛が傷跡に走る。
「・・・呪いっていうのかな・・・こういうの・・・」
夜のベットの上で、苦笑しながら、
兄の形見の布を握り締める。
メーカーズに来て、少しずつ、
あの男の影を見るようになってきた。
確実に、俺達を誘ってる。
(誘ってるなら、乗ってやろうぜ。)
「乗って、メーカーズに迷惑かけたくない。」
(なら、いつまでもその呪いに苦しむことになるぞ?)
「・・・兄さんの仇は、俺たちだけで片付けるって決めただろ?」
(う・・・)
そう、最初から、俺たち以外を巻き込むことはないと言い聞かせてる。
「・・・ああ、俺は、普通に皆と笑ってたりしていたいのに」
この痛みの幽霊を早く成仏させないと。
呪いを解かないと。
皆が兄と同じ末路を辿る気がして。
「・・・絶対、見つけてやる。」
それまでこの痛みはしっかり預かっておこう。
あくまで預かるだけ。
見つけて返すとき、それは・・・
「アンタの最後、だから・・・」
(切り裂くだけじゃ、物足りない。)
本当の地獄を見せてやるよ!!!!
+++++++++++++
ドランの目的的な。
裏の人格と会話設定は結構前からあるけど、
喋れるようになったのはメーカーズ来てしばらくして。
その時から、2人で(実質は1人だが)そいつを倒すと決めている。
誰も巻き込みたくない。
巻き込んで、また失うのが怖い。
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