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2024年11月24日
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【TOWRM3】ある日の正午、甲板にて【小説リハビリなう】

2011年02月25日

本格的に小説を書いてなさ過ぎるので、テイルズでちょっとリハビリ。
友人に送りつけたものを加筆したものです。
TOWRM3スキットネタバレ注意、追記にて。

それは、まさに絵に描いたような青い空の下、イズレイルが甲板で昼寝をしていた時のことだった。

食堂のほうがやけににぎやかなことに気づいた。
きっと、今日の当番が、昼食でも作っているのだろう。

「(今行けば一番乗りかもな・・・)」

ふぁ・・・と大きな欠伸を吐き出し、覚醒仕切ってない瞳で、目の前に広がる青い空をぼんやりと見つめた。
すると、視界の端に妙なものが見えた。
黒い煙が、ブスブスと空の青を汚している。

「(ん?)」

イズレイルは体を起こし、甲板から乗り出して、食堂の窓に見た。
少し開いた窓からは、異臭漂う黒い煙がブスブスと零れて、空に上っていっている。
そして、窓からは煙だけではなく、話し声も漏れてきた。

「煙が消えませんわ・・・」
「リカバーでもかけてみましょうか・・・」
「だねー、料理の状態異常って感じ?いっそ、ライフボトルでも入れてみよっか?」
「いい考えですわね、アーチェ。そうですわ!!いっそ、リフィルにレイズデッドしてもらうっていうのはどうでしょう?」

「(ナタリアにリフィルにアーチェ・・・)」

アドリビトムでも有名な、料理下手な三人。
彼女らの料理の不味さは、イズレイルもよく知っていた。
そんな三人が、揃いも揃って料理を作っているようだった。
むしろ、料理と呼べる代物かすらわからない。
窓から上がる煙の、なんとも不可思議かつ絶望的な臭いに、イズレイルは、眉間に皺を寄せた。

「(昼飯作ってる・・・ってわけではなさそうだな。)」

———あの料理を食べさせられる前に逃げたほうがよさそうだ。
依頼のない今日くらい、のんびり食堂で食べたかったが、あの三人の料理では腹が膨れる以前に、
口に入れた瞬間に医務室逝きだ。
イズレイルはすぐにアンジュから適当な依頼を受け取ると、依頼先へと出発した。
そして、その日の正午過ぎ。
自作のプッタネスカを腹いっぱい食べて帰ってきたイズレイルが見たものは、

「・・・」
「アスベル!!!!しっかりしろ!!!!おい!!!!」
「道を開けろ!!!!急患だ!!!!」

担架に乗せられて医務室に運ばれるアスベルと、それを運ぶユージーンとセネルの姿だった。

(・・・アスベル、ご愁傷様。)
(あ、イズレイル良いとこに!!)
(ゲッ、アーチェ・・・)
(これ、三人で作った自信作なのー、フレンは美味しいって・・・って何処行くのよー!!!待てー!!!)


+++++++++
友人に送ったものとだいぶ別な代物になってしまった。
送った後に出たスキットネタも盛り込んでみた。セネルとアスベルとヴェイグはよく一緒に出るが、俺狙いなの?ねぇそうなのバンナム。
久々の文だから読みにくかったと思いますが、ここまで読んでくださり、ありがとうございますwwww

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